HACCP型食の安心・安全・五つ星事業食品衛生協会から食の安心を消費者へ1 五つ星事業の目的本事業は、食品衛生指導員活動の活性化や食品衛生協会の組織強化と、会員の皆様の日常実践されている自主的な食品衛生管理をさらに推進し、日々、営業者として取り組んでいる食品衛生対策の適切な情報を消費者に提供することを目的とするとともに、消費者が食事や食品を購入する際に、安心して利用できるお店選びの目安となる証として「食の安心・安全・五つ星店」掲示板(以下「五つ星プレート」という。)を店頭に掲示する事業です。 HACCP義務化に伴い、すべての食品施設では、HACCPによる衛生管理が求められ、食品衛生協会では、食品衛生指導員活動を通じ、普及啓発や導入支援などを行っています。 当協会では、令和3年度から「HACCP型食の安心・安全・五つ星」事業に取り組み、従来の五つ星に加え、HACCPによる衛生管理を実践している施設の新規登録やHACCP型への移行登録を進めています。 このプレートを掲示することにより、より消費者に安心をお届けするする運動を展開しています。 2 制度の概要 (1)本事業は、新潟市食品衛生協会が発案した制度であり、公益社団法人 日本食品衛生協会が消費者に 有益な情報提供のツール(手段)であるとして全国展開する制度です。 (2)本事業への参加は任意です。登録を希望するお店は、食品衛生協会の会員でなければなりません。 また、参加を希望したお店は、事業登録(以下「登録店」という。)されます。 (3)登録店は、消費者に安全な食品を提供するために会員自らが日頃取り組んでいる食品衛生を消費者の 方々に分かりやすく提供する方法として、五つ星プレートを店頭等に掲示し、消費者にその実施状況 をお知らせする制度です。 (4)事業の目的を達成するための食品衛生対策は5項目の食品衛生管理項目とし、登録店はこの認した上 で五つ星プレートの該当項目に☆シールを貼付します。 (毎年度、実施状況を確認して、その年度のシールを張り替えます。) HACCP型五つ星は、従来の食品衛生対策5項目のうちの「食品衛生管理記録実施店」とする衛生 対策について、「衛生管理計画の策定」並びに「策定した衛生管理計画の実践と点検・記録」、「実 践内容の振り返り」を行うなど、食の安全確保に努めていると認められる施設が対象となります。 (5)登録店のうち、当該年度に全5項目実施店に、「食の安心・安全・五つ星店」あるいは「HACCP 3 登録店が実施する食品衛生対策(食品衛生管理項目) 「食の安心・安全・五つ星事業」の五つの管理項目とは?
@従事者の健康管理実施店 食品取扱者から食品等を介して発生する食中毒等の発生防止を図るため、最低でも年1回以上の検便を全員が実施していること。 A食品衛生講習会受講店 食品衛生に関する新しい知識、技術や情報を習得し、食中毒等の事故防止に努めるため、地区食品衛生協会が開催する食品衛生責任者実務講習会を受講していることや支部、組合等が行う講習会や総会等に参加し衛生に関する講習を受けていること。 また、受講した食品衛生責任者や営業者が定期的に従事者に対して衛生教育を実施していること。 B食品衛生管理記録実施店 お店の衛生状態や衛生管理等衛生対策の実施状況を点検・確認し、記録簿に記録する。当協会が作成した業態別の食品衛生管理記録簿により、日々の衛生管理項目について適切に維持管理されているか点検し、その結果を記録すること。 D食品賠償責任保険加入店 5 参加店舗登録の取り消し 下記の事由に該当する場合は、本事業の登録を取り消すことができる。 6 参加費用等の負担 参加店舗は次の手数料を納付する。 |